「私は、琵琶湖主義」このスローガンは只たんに琵琶湖のことのみを言っているわけではなく、琵琶湖の大らかな姿を胸に抱きつつ、すべての政策に通じる主義であります。
とはいえ、私のライフワークは「琵琶湖の環境保全」であります。祖先から引さ継いできた「琵琶湖」はまさに「母なる湖」でありこの碧い琵琶湖を未来からの預かりものとして次の世代へ健全な姿で引き継ぐ使命があります。
琵琶湖は400万年の歴史をもつ古代湖であり、50種類を越える固有種を始めとする豊かな生態系に恵まれた湖であります。
そして、その周辺には135万人もの人々が住み、その恩恵に浴してきました。
しかし、人々が暮らすということは、好むと好まざるとにかかわらず環境への負荷を与えることであり、その水質を守ることは大変な費用と労力と知恵がいるということを認識しなくてはなりません。
我々の子供のころのように「湖の水は、あたかも手ですくって飲めるように清らかに、満々として、春にはモロコやフナが柳の根っこやヨシ原や増水した小川で産卵し、夏には緑深い山から吹く風が湖面を渡り、湖辺では子供たちが水遊びをする姿など四季折々の湖」の風情を取り戻すことを夢みながら、「琵琶湖と人と人とが共生する姿」をつくりあげていかなければならないと思います。
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